
プロテインには様々な種類があるため、プロテインを初めて買う時はどのプロテインがいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、初心者がプロテインを選ぶ上で重要なポイントを押さえつつ、失敗しないためのプロテイン選びの方法を紹介していきます。
1.目的に沿ったプロテインを原料から選ぼう
プロテインの原料には主に3つの種類があります。牛乳に含まれる(1)ホエイと(2)カゼイン、それから大豆を原料に作られる(3)ソイです。これらのプロテインはそれぞれ特徴が異なりますので、プロテインを飲む目的に応じて使い分けることが重要です。
- ホエイプロテイン
- カゼインプロテイン
- ソイプロテイン
筋肉をつけたい(筋肥大)を目的として筋トレしている方をはじめ、激しい運動やトレーニングを日々行なっている方にオススメなのがホエイプロテインです。例えば高校や大学でほぼ毎日部活をしているという学生にオススメなのがこちらのホエイプロテインです。
ホエイプロテインは消化吸収が早いため運動後のタンパク質の栄養補給として最適のプロテインと言えます。また、アミノ酸が豊富に含まれており疲労回復にも効果的です。
ホエイプロテインと原材料は同じ(牛乳)ですが、ホエイがチーズなどを作る時に出てくる(捨てる)液体の部分である一方、カゼインはチーズの原料そのものを使います。水に溶けにくい固体であるため、カゼインプロテインを飲んでから吸収されるまでに長い時間が必要となるので、プロテイン初心者にとっては飲むタイミングがわかりにくく難しいものと言えます。
ダイエットや脂肪燃焼、体型維持を目的として運動(ウォーキングやヨガなど)をしている方にオススメなのがソイプロテインです。ソイプロテインは消化吸収の速度がゆっくりで腹持ちがいいことからダイエットに向いています。また、他のプロテインとは異なり、植物性タンパク質なので、動物性タンパク質には抵抗があるという方にも人気です。
簡単にまとめると、部活動などで日々運動をしていたり、筋トレで筋肉をつけたいという方はホエイプロテインを選びましょう。
一方で、女性などでダイエットや脂肪燃焼をしたいという方はソイプロテインを選ぶのがオススメです。また、カゼインプロテインは初心者向けではないので、初めてプロテインを買うという方は購入の選択肢から外しておいても問題ありません。
2.継続できる価格からプロテインを選ぼう
プロテインは日々飲んでこそ効果のあるものです。
そのため、どれだけ良いプロテインであっても継続できないほど高価であれば意味がありません。まずは日々続けることができる価格なのかを判断しましょう。
その際の注意点として、1袋の価格で決めるのではなく、1食あたりで決めるとわかりやすいです。例えば、1kg5千円で50食(1食=20g)が目安のプロテインの場合、1食あたり100円となります。
また、販売されているプロテインのパッケージを見ると、WPCホエイプロテインやWPIホエイプロテインなどと3文字のアルファベットがホエイプロテインには付いていることが多いです。これらは製造方法の違いで、詳しいことは以下で解説しているので興味があれば読んでみてください。
簡単に説明すると、
- WPCのホエイプロテイン
- WPIのホエイプロテイン
価格が比較的リーズナブルで学生や大量に飲む人、初めて飲み人に向き。コスパがいいプロテインというとWPCプロテインを指すことが多い。タンパク質の純度が70~80%。
価格がやや高めで上級者や大量に飲む必要のない人向き。また、牛乳でお腹がゆるくなる人向き。タンパク質の純度が90%前後。
また、プロテイン同士を価格で比較する場合は、1袋単位で比較するのではなくグラム単位で比較することが大切です。というのも、1袋の内容量はメーカーによってバラバラで、360gや900gなどの中途半端なものもありますので、グラム単価で比べて見る必要があります。
3.継続できる味でプロテインを選ぼう
繰り返しになりますが、プロテインは継続できてこそ意味があります。日々飲むものになりますから、美味しいプロテインが理想ですし、少なくとも飲める味のプロテインが望ましいです。
ソイプロテインが主流の昔は非常にまずい(メーカーの方に失礼ですが・・)プロテインが多かったのですが、最近では美味しいプロテインが増えてきています。個人的な感想ですが、ココア味のプロテインは本当のココアと間違えそうなクオリティのものもあります。
とはいえ、プロテインの味は多種多様。チョコレート、イチゴ、バニラなどの定番のものから、抹茶、ピーナッツバター、キャラメルなどの変わり種もあります。
プロテイン初心者が初めて買うのであれば変わり種の味ではなく、チョコレート、ココア、ストロベリーなどの定番のものを買ってみることをお勧めします。また、お試し版の小さいサイズがあれば小さいものから買ってみましょう。
まとめ
プロテインを初めて購入する際にはどのプロテインがいいのか悩むものです。
量が多いプロテインの方が安い傾向にありますが、最初はお試しのつもりで少量のものを買うと失敗が少なくて済みます。
日々の体づくりのためのプロテインを活用しましょう!
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