
プロテインは医薬品ではなく良質なタンパク質をメインに様々な栄養素を含む栄養補助食品ですから、子供など年齢を問わず飲むことができます。
しかし、子供にプロテインを飲ませることに抵抗がある親御さんは多いのではないでしょうか?栄養学の見地からは、特に部活などで日頃から体を動かしている子供は積極的にプロテインを飲むことが推奨されます。
子供にプロテインを飲ませるべきか悩んでいるという親御さんは、この記事で子供に必要なタンパク質の量などを詳しく解説していくので、食事で補えているかどうかをまずはチェックしてみてください。
目次
成長期の子供は大人と同じかそれ以上のタンパク質が必要
まずはじめに、成長期である10代の子供は大人と同様かそれ以上のタンパク質が必要ということを理解しておきましょう。以下の図は厚生労働省が出している食事摂取量のタンパク質の目安です。12~14歳の男子において60g必要であり、これは20代以降の男性と全く同じ量です。
10~11歳であっても50gが必要と、体重が大人の半分程度しかない10歳の子供が大人と同じ量のタンパク質を食事からとるのは難しいのが現状です。
さらに、この推奨量は運動をしていない人が目指すべき推奨量で、日頃部活動などで運動をしている子供(大人も)は「体重×2g」のタンパク質が必要です。例えば40kgの子供は80gを、50kgであれば100gのタンパク質が必要になります。特にサッカー、野球、バスケ、バレー、テニス、柔道、ラグビーなどの運動量とコンタクトが多いスポーツではタンパク質が多く必要になります。
仮に、大人の必要タンパク質量を満たす食事を家族で同じ量だけ食べている場合、運動をしている子供は運動をしていない大人よりもタンパク質が必要ですので、結果としてタンパク質不足に陥りがちです。しかも、日本人はタンパク質が不足しがちと言われているので、通常の食事だけでは大人も子供もタンパク質が不足している可能性は高いです。
成長期の子供が多くのタンパク質を必要とする理由
タンパク質は運動で疲労した筋肉などを回復させるだけでなく、身長が伸びる過程で必要な体の材料となります。
大人は身長が伸びないので前者の機能を果たすだけでいいのですが、子供は両方の機能を果たさなければならないため、体が小さいにも関わらず大人と同じ量のタンパク質が必要になるのです。
ジュニア向けプロテインはジュニア向けの栄養配合がされているので安心
ジュニアアスリートと呼ばれる10代の子供たちはタンパク質だけでなくミネラルやビタミンも不足しがちという調査結果があります。特に練習後から食事までの時間が長くあいてしまう子供も多く、練習で疲労した筋肉を回復させるための材料が不足しています。
近年のジュニア向けプロテインはタンパク質だけでなくビタミンやミネラルなど成長に必要な栄養素がバランスよく配合されたものが多いです。練習と食事の間食として手軽に栄養補給ができる手段としてプロテインを選んでみるのもいいでしょう。
ジュニアにオススメのプロテイン3商品
プロテインは継続して飲むことが大切なので、成分が重要なのはもちろん味が重要です。大人の場合は多少まずくても続けて飲みますが、子供の場合は美味しくないと嫌がって飲まない可能性もあるため、美味しいプロテインを選びましょう。
- ウイダー ジュニアプロテイン ココア味
- ザバス ジュニアプロテイン ココア味
- Kentai ジュニアプロテイン グレープ風味
小・中学生のからだづくりに特化したジュニアプロテイン。タンパク質はもちろん、カルシウム、鉄、ビタミン群などがバランスよく配合されているので朝ごはんと一緒に飲んだり練習後に飲むのがおすすめ。ココアを好きな子供にとっては美味しいと思える味。
ウイダーのジュニアプロテインと同様にカルシウム、鉄、ビタミンC、ビタミンB群などバランスよく配合されている。飲みやすく価格も高くないので継続して使うのにはおすすめ。
まとめ
成長期の子供は大人と同様かそれ以上のタンパク質が必要ということがわかっていただけたでしょうか?
バランスの良い食事をとりつつ、プロテインなどで不足分を補うようにしてみてください。
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